Ars Ludorum

Ars Ludorum: the art of games. RPG and related topics including Ars Magica, Pendragon, and Dork Tower.

2016/03/29

[Misc] New home for melisand's Web Page

2016/03/31 の IIJ4U のユーザ用ホームページ機能の終了に伴い、melisand's Web Page を新アドレス http://melisandweb.blogspot.jp/ に移転しました。

2011/04/09

[Misc] Jousting on Segways

馬上ではない槍試合。



Washington Lottery: Joust より。宣伝用の動画ということらしい。

2011/03/20

[RQ] [Glorantha] Message from Greg Stafford

2011/03/11 の地震で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。わたしの東京の職場ではガラスがかなり割れましたが怪我人も無く、元気にしています。

今回の地震に関して Greg Stafford 氏からメールが届き、他の日本の Glorantha ファンにも伝えて欲しいとのことなので掲載します。

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差出人: Greg Stafford
件名: My Distant GTA Friends
日時: 2011年3月20日 12:25:50JST

My Distant GTA Friends,

I have been feeling very concerned for your collective welfare lately.

I send my good wishes to every one of you in difficult times, with a hope all are well.

It seems sometimes we do not choose our heroquests, and I hope whatever powers you might have learned in Glorantha will be with you now.

Please let me know that you are well, and please pass this message on to other Japanese fans. I am afraid that this old GTA email list is not complete.

Blessing on you all,

Greg Stafford

2009/04/01

[Misc] Aura of Sauron

Sauron 降臨。オーストラリアの放電大好きサイト Tesla Downunder に掲載されています。他にも車両盗難対策等愉快なアイデア満載です。

2008/09/15

[Czech Republic] Bloody Bohemia

Bloody Bohemia はチェコの怪談や伝説、ちょっとダークな歴史等を集めたサイトです。

Rudolf II and alchemy では、Edward KelleyJohn Dee の活躍ぶりが語られます。ラストの逸話に出て来る Donkey in the Cradle という建物は今でもプラハにあって、2005年にプラハに行ったとき偶然行き当たって中庭のレストランで昼食を取りました。観光客相手の店が建ち並ぶ通りからちょっと脇に入ったところにあって、Kelley の逸話を語る簡単な英語の解説もあり、レストランは値段もリーズナブルでおいしかったです。


大きな地図で見る

2008/04/01

[Misc] [April Fools] Ultimate Game

先月訃報が伝えられた Gary Gygax ですが、その後 xkcd によって報じられたところによりますと、自らの魂の去就を巡って死神と真剣勝負の最中とのことです。最新の情報では4月1日0:00 CDTに Epic のルールが投入されて大詰めを迎えたらしく、月命日(と言うべきなんだろうか、この場合)には決着が付くと見られています。この世紀の対決をモジュールとして永久に保存しようという動きもあるようですが、まずは経過を静かに見守りたいと思います。

2007/05/11

[Ars Magica] [Event] Grand Tribunal 2007

11/16-18にイギリスの Cheltenhamで、Ars Magica のコンベンションArs Magica Grand Tribunal 2007 が開催されます。主催者は The Mysteries, Revised Edition の著者の一人である CJ 氏。「Ars Magica でこの手のイベントはひょっとして初めてかも?」と張り切っているようです。

11/16 は前夜祭、11/18 の午前中がアフター・イベントという感じ。メインの11/17はゆるゆると集まって午後からゲームになります。CJ 氏のシナリオによる freeform(イギリス流のライブ RPG)Inky Fingers, Hearts Aflame! 他、Ars Magica および関連ゲームを遊びます。夕方は Ars Magica 執筆陣ゲストによるパネルディスカッション付きディナー(「お気に入りの House や Tribunal をぐちゃぐちゃにした憎いあんちくしょうにパンとか投げちゃえ!」)。夜はいい加減ハイになったところで David Chart 氏に電話して歌を歌ったり、執筆陣に抗議してわら人形を燃やしたり(比喩なのか冗談なのか本気なのか不明)、ghost walk(暗くなってから行われる幽霊スポット巡りツアー、イギリス観光の基本)もありかも、という調子。これに対してゲストの一人 Erik Dahl 氏は、"I accept my responsibility for what happened to Mercere and Merinita, and I am hoping to defend my actions at Grand Tribunal 2007."(Mercere と Merinita についてはおれの責任だ、反論は受けて立つぜ)と発言しています。

予約はもう始まっていて、5月中に入金する場合は懐具合に応じて5ポンドか3ポンド(日本流に言うと「社会人5ポンド、学生3ポンド」だがもうちょっと境目は緩やかな感じ)で、6月と10月にそれぞれ値上げする予定のようです。

関連フォーラム:
Atlas Games Forum: Ars Mini-con Cheltenham November 2007
sagalocator: Grand Tribunal UK 2007

2007/05/09

[Ars Magica] Outpost Saga: Call for Players Update

Outpost Sagaいつでも人生、明るい方を眺めていこうや の鮎方さんが参加されることになりました。

2007/05/06

[Ars Magica] Outpost Saga: Call for Players

Ars Magica 5版の新しい Saga のプレイヤーを募集します。詳細は Outpost Sagaプレイヤー募集をご覧下さい。

舞台は Rhine Tribunal です。Durenmar の chapter house からスタートすることと、「辺境警備」のような「いい話」になるといいな、という希望を込めて Outpost Saga と命名しました。

セッションの会場は東京都調布市の公共施設ですが、オフラインのセッションは年2-3回と少なめで、Wiki 等によるオンライン・プレイを併用します。現在確定しているメンバーは、パルテストラーダの Regulus さん、Deck of Many Things の宮本隆志(tmiya)氏、czan さん、氷川TRPG研究室の氷川さん、melisand です。

2007/04/30

[Germany] Walpurgisnacht

4月30日-5月1日の夜はワルプルギスの夜(WalpurgisnachtWalpurgis Night)と言って、魔女がドイツのハルツ地方のブロッケン山に集まるとされています。ドイツでは5月1日に向けて町の広場に Maibaum を立て、地元女性の扮装等によるローカルな「ワルプルギスの夜まつり」があちこちで催されたりします。

2007/04/12

[Ars Magica] Single-House Covenants

2版の The Order of Hermes をめくっていたら、「完全に単一の House の Magi からなる Covenant は現存する Covenant の1/3近くを占める(p. 17: Those covenants that are composed entirely of magi from a single House ... make up nearly one third of the exisiting covenants.)」とへろっと書いてありました。一人でも異なる House が混ざっていればカウントされない、ということを考えると、結構な数と言ってよいのではないかと思います。昔読んだと思うのだけど、すっかり忘れていました。

同じ箇所に「単一の House からなる Covenant は停滞しがちである」と書かれているのですが、ルール的にはサポートされているとは言い難い、というのがやはり今ひとつだと思います。

2007/04/10

[Ars Magica] [Event] Ars Magica Gathering in Niigata update

4/14-15 のArs Magica オフ会参加者は、現在のところわたしを含めて5名となっています。締切は4/11までとなっていますので、検討されている方はまずはご連絡をお願いします。

4/14 の Saga 打ち合わせ会の会場は、新潟駅近くの公共施設です。会場費を頭割りで負担して頂く予定です(現状で1人200円程度)。

現時点では 4/14 から合流される方ばかりですが、4/15 の雑談オフ会の方に参加希望の方は集合場所等お問い合わせ下さい。

2007/04/01

[Misc] Apryl Fules at Paizo Messageboards

現在、Paizo の掲示板で投稿がぐちゃぐちゃに変換されているようです。例えば Ok someone is making the posts in SMURF のスレッドより:

Answer ze followink question, und you'll understand:

Vhat day ist it?


オリジナルの投稿は保存されていてそのうち元に戻るのでしょうか?それともこのまま?Review of Issue 354 とかそれなりに力の入った投稿だと思うんだけど。

07/04/03 追記:
投稿は元に戻っているようです。使用されたフィルターについては、Apryl Fules で Gary Teter がちょっとだけ説明しています。

上記の Ok someone is making the posts in SMURF のスレッドでフィルターの効果が保存されていますので、見逃した方はそちらをどうぞ。フィルターで変換された記事をそのまま再度投稿することを繰り返して、フィルターを多重に適用した結果を保存しています。使われている 'Twas brillig, and the slithy toves ... という詩は Lewis CarrollJabberwocky です。

[Misc] The Institute of Druidic Technology

The Institute of Druidic Technology を紹介します。中心となる記事 A History and Overview of Computing in Ancient Britain が書かれてから10周年を迎えることでもあり、時節にふさわしい話題だと思うのですがいかがでしょうか。

このサイトは「古代ブリテンに進んだ計算機技術が存在した」という主張に捧げられています。この計算機文明は Hyperborean と呼ばれる宇宙人の技術に由来するもので、彼らの代表的メインフレーム Stonehenge と現代の Cray の比較が掲載されていますが、うむ、そっくりと言えよう。宇宙人が去った後、ドルイド達がこの技術を受け継ぐことになります。彼らは丸木から小枝へとメモリの大幅な微細化に成功するとともに、オペレーティングシステム RUNIXプログラミング言語 R を発明しました。古代のマウスマウスパッドコンピューターゲーム等の画像も見ごたえがあります。

The Institute of Druidic Technology では随時協力者を募集しているようです。ただし The Center for Teutonic Science とは敵対関係にあるようですので、後者の関係者は注意を。

2007/03/27

[Ars Magica] [Event] Ars Magica Gathering in Niigata on 4/14-15

4/14(土)-15(日) に新潟で Ars Magica のオフ会を開くことになりました。参加者は今のところ Regulus さん、宮本隆志氏とわたしですが、興味のある方は参加歓迎します。内容は下記の2本立てです。

  • 4/14(土)午後: 新しい Saga 立ち上げの打ち合わせ
    Ars Magica 5版の新しい Saga 立ち上げの打ち合わせをします。メインのストーリーガイドは melisand で、セッション自体は主として東京都調布市で開催の予定です。現時点で Saga への参加を確約して頂く必要はありませんが、参加に興味がある人向けです。

  • 4/15(日): Ars Magica に関する雑談オフ会
    お昼前後にJR新潟駅付近で食事を取りつつ(一人1,000円くらい?)雑談します。Ars Magica 初心者がいる場合は簡単な解説等も交えますので、興味があるけどよく知らないという方もお気軽に。同時に話題も募集しますので、ご希望をお知らせ下さい。

詳細は固まり次第こちらでお知らせして行きます。興味のある方は遅くとも4/11(水)までに melisand@kk.iij4u.or.jp までご連絡を。早めに打診して頂ければ時間等ある程度ご希望に合わせられると思います。

2007/03/05

[Movie] Election

ジョニー・トーの「黒社会」を見て来ました。邦題は「エレクション」。英語タイトルが Election だからというのは分かるんだけど、基本的にはいつも香港映画を見ている層が見に行く映画だと思うので、原題の「黒社会」のままの方が断然分かりやすくてよいと思うのですが。まあ要するに香港のギャングものということです。

内容はさすがジョニー・トーという感じ。「和連勝会」の会長を選ぶ選挙が行われるのだが負けた方の候補が引き下がらず・・・ってジョン・ウーの映画なんかだとこの辺でまあ後は銃撃戦に次ぐ銃撃戦って感じなんだけど、なかなかそうはならない。そもそも警察がさくっと動いて、幹部の皆様は仲良く留置場暮らしになってしまうし。

中盤は「竜頭棍」なるキー・アイテムの行方を巡る話になります。こういう時代がかったアイテムが登場するのもある意味いかにも黒社会という感じですが、まるでファンタジー RPG のシナリオみたいだという気もします。Evil 組織内の内紛という線で Forgotten Realms あたりでやるのが楽しそうですが(PC は事態の「収拾」を図る Harper の使い走りで、この映画の警察よりは積極的な役どころ)、もっとストレートに Shadowrun というのもよいかも。もちろん竜頭棍は Weapon Focus だ。

映画のラストは必然と言うべきでしょうね。主要登場人物の一人を演じるレオン・カーファイが実に楽しそうな映画でした。首都圏では3月9日までキネカ大森で19:10から。

2007/03/04

[Misc] GM's Day

3月4日は GM's Day ということで、あちこちでセールが開催されています。EN World に投稿されたアナウンスをいくつかまとめてみました(掲載されている全てのサイトを試したわけではないので、お薦めかどうかはノーコメント)。

DriveThruRPG.com でもセール中です。

GM's Day はもともと EN World で発案されたもので、ゲームマスターの日頃の苦労に感謝する日ということらしい。スローガンは "March Fo(u)rth for GM's Day!"、3月4日 GM's Day 発進!

2007/02/04

[Magazine] [D&D] Dragon #352

1月は怒濤の仕事月間で、ふと気付くと2月になっていましたが、まずは昨日買った Dragon #352 から。

この号は China Mievilleチャイナ・ミエヴィル)の連作小説の背景世界である Bas-Lag 特集がメインで、原作を知らないわたしとしてはあまり読むところがありません。そのうち気が向いたら Perdido Street Station あたりを買って読んでみるかも。日本では「キング・ラット」が出版されているようですが、これは Bas-Lag ものではありません。

Eberron コーナーの Dragonmarks は Warforged 特集。Camouflaged Compartment という Component が紹介されていて、物を入れると extradimensional space が起動する秘密の隠し場所のようです。Keith Baker の小説によって Warforged は Bag of Holding に入ることができ、なおかつ自力でそこから出て来られることが明らかになっているのですが、この Component を起動したまま入れるかというのが気になるところ。で、Skip Williams の Rules of the Game: Carrying Things (Part Three) によると「Bag of Holding を入れ子にしてもOK」ということなので、この Component も OK なのではないかと。

ちなみに Core Rules には extradimensional space と nondimensional space の2つの書き方が混在していて紛らわしいんだけど(例: Portable Hole)、上述の Rules of the Game の記事によるとそもそも「defined game term ではない」ということのようです。Bag of Holding にはどれだけのものが入るか、という点についても詳しく議論されていて興味深い。石化した Creature を突っ込むというのは昔わたしもやったけど、基本だよね、うむうむ。

追記:
Rules of the Game: Carrying Things (Part Three) では石化した Creature の重量を元の8倍として計算しているんですが、これってどうなっているんでしょうか。人体の平均的密度は水よりわずかに小さいぐらいで、岩石はその概ね3倍程度のはずなんですが(Wikipedia: 数量の比較 (密度))。

2007/01/13

[Book] CD Express Latin

「事象の地平線」「CDエクスプレスラテン語が面白い」
白水社の「《CDエクスプレス》ラテン語」が紹介されています。白水社の説明には「古代ローマの生活感溢れる対話で生のラテン語をたっぷりお楽しみ下さい。」とあり、いったいどんな人が企画を立てたんだか興味あるところ。上記の記事では収録されている「対話」の例について日本語で紹介されていて、なかなか愉快です。

「一体どんなシチュエーションで使うんだよその例文は。」とのことですが、「それはもちろん RPG で。」とさらっと言いたいもの。ラテン語はスタンダードに Wheelock's Latin で勉強したわたしですが、これはちょっと欲しいかも。

2007/01/06

[MRQ] Spells by Rune and Type

Mongoose 版 Runequest では呪文はアルファベット順に記載されていますが、Rune Magic Spell を Rune から、Divine Magic Spell をカルトの Type から、それぞれ引けると便利です。Mongoose の Forum にテキスト版のリストが、MRQ Wiki に Word 版がそれぞれアップされています。

Rune Magic Spell
Mongoose Publishing Forum: Spell list by Rune
MRQ Wiki: Magicにある Rune Table with Spells by Rune.doc

Divine Magic Spell
Mongoose Publishing Forum: Divine Spells Sorted by Type
MRQ Wiki: Divine Spells Listed by Cult Type

Glorantha で遊ぶ場合はもちろんこれに Cults of Glorantha Book One の Divine Spell が加わるわけですが、Magic of Glorantha にもちょろっとだけ Old Ways Divine Magic が載っていて忘れがちなので注意。

2007/01/01

[D&D] [GH] Greyhawk Rezepte

あけましておめでとうございます。おめでたい時節ということで、Dracheninsel からグレイホーク料理のページ Greyhawk Rezepte を紹介します。Rezepte は「レシピ」を指すドイツ語ですが、ページ自体は英語で書かれています。

バシリスクの肉に塩胡椒してフライパンで焼き目を付け、野菜を加えてビールと塩で煮込むと Bigby's Beer-Braised Basilisk の出来上がり。お節料理に飽きた時などにいかがでしょうか。他にも Displacer BeastRust MonsterShrieker と、中華料理も顔負けのチャレンジャーぶりです。

最後の Baatezued Eggs は Baatezu ではなくドラゴンの卵を使った料理で、同じものを鶏の卵で普通に作ると英語で Deviled Eggs と呼ばれる料理である、ということを踏まえた小ネタ。 TSR が保護者団体等に遠慮して devil という言葉を避けていたことへのあてこすりと思われます。

2006/12/31

[D&D] [GH] W.o.G: The second annual Needfest Special

年も終わりということで、「グレイホークかみさまマンガ」W.o.G の今年の Needfest Special を軽く解説することにしましょう。

今年の Special のタイトルは How the Gruumsh Stole Needfest となっています。「何で Gruumsh に the とか付いてるんだ?」と思っている人もいるかもしれませんが、これは Dr. SeussHow the Grinch Stole Christmas のパロディなのです。2000年に映画化されたので日本でも微妙に知名度が上がっているかもしれませんが、アメリカではたいへん有名な子供向けの本で、「ハートが人並みより2サイズ小さい the Grinch がクリスマスを台無しにしようとするが、いろいろあって彼のハートは3サイズ急成長し、みんなと仲直りする」というストーリー。W.o.G 版ではこれが「おつむが人並みより2サイズ小さい the Gruumsh が、いろいろあってちっちゃい Lolth-Olve と仲良しになる」という話になっており、原作の韻文もしっかり踏襲されています。

ラストの「アンコール」に登場する猫は、Dr. Seuss の代名詞とも言える The Cat in the Hat。子供達が留守番しているところにやって来て家をぐちゃぐちゃにしてしまう the Cat in the Hat は、Chaotic Neutral の権化のようなキャラクターですが、Evil な神々に囲まれてちょっと居心地悪そうです。

[Event] Comic Market 71 on 12/29

コミックマーケット71の1日目に行って来ました。

Vampire.S氏の新刊が出ていました。わたしが昼頃到着した時点ではホチキス止めもたけなわという感じで、「取り置きしますよ。でも小難しい事ばかり書いた変な本なので買うかどうかよく考えた方が。」「いえ、この style file はよく存じ上げてますんで。」とかいう会話の後、30分ほど「ゲーム(電源不要)」をざっと回って来たところで無事購入。新規の内容は、この間の「グローランサの灯火」で氏が参加したセッションに題材を取った小論でした。「『ジオ亭通信』として出したかったけど原稿がこれ1つしかなくて。」とのことでしたが、それでもこの記事だけで30ページです。

感想とかその他購入したものについては、また機会がありましたら。

2006/12/29

[D&D] [Event] A.D.D.A. on 12/17

A.D.D.A. 5期第3回の例会(C.Y.591, Sunsebb)に参加しました。シナリオは QH-01 / “女王”の足跡。Cairn Hills の辺りで活動中の"女王"の勢力の偵察を行う、という話でしたが、Elder Elemental Eye の連中がまた出て来たり。重要なモチーフとして Robilar の城が出て来たんですが、Greyhawk: the Adventure Begins 等の地図に示されている位置にあるのは幻影で本物は別の場所にある、という凝った設定になっていました。

Robilar といえば Rary に与して Mordenkainen を裏切ったということになっているわけですが、Robilar のプレイヤーだった Robert J. Kuntz はこの展開が気に入らないらしく、「あれは狂った clone の仕業だったということで。」とか言っているようです。Robilar Remembered: Lord Robilar & Co. にはこの clone が狂った経緯についても書かれています。この記事では Robilar 城は Wild Coast にあることになっていて、またちょっと場所が違う...。

2006/12/13

[D&D] [Eberron] Warforged and Vow of Poverty

えーと。発端は「Vow of Poverty を取ってると Necklace of Adaptation を所有できないから、いずれは参加できるシナリオが限られて来ちゃうんだよねー。」とか話していて、ふと「なんだ Warforged で作れば問題ないじゃん。」と思ったわけです。それで、世の中でどういうことが検討されているのかちょっと検索してみたのでした。

Wizards of the Coast の掲示板の Warforged Soulknife は、「うちの PC に Warforged(Mithral Body の Feat 持ち)の Soulknife がいるんだけど、いったいどういう Magic Item を出したらいいんだろう?武器も鎧もいらないわけだしさー。」という話題。ここから「常々思ってたんだけど、Soulknife に Vow of Poverty っていい感じだと思わない?」という話が出て来て VoP Soulknife のスレッドへ。

「Vow of Poverty を取る前に装甲を Enchant しちゃってたらどうするんだろう。」というのはいいとして、「いっそ Vow of Chastity とかも取れば。」という意見が。「Warforged の Vow of Chastity を許可するような DM はどうかしてる。」という人もいるようなんだけど、人間とちょっと体の作りが違うからといってそういうことを言うのは無粋ではないでしょうか。宇宙船レッドドワーフ号のクライテンは確か腰にオプションパーツを付けられたよなー、悪モードの時にそれで食べ物をかき混ぜてみんなをげんなりさせたんだっけ、とか思い出したり。もっとも公式ページのキャラクター紹介(Blackbox > Mechanicals にあり)を見ると、彼もこの点ではいろいろと苦労があるらしい。

ちなみに「Eberron でやってはいけないこと」のページによりますと

  • 1014. Warforged の名前はクライテンではない。

だそうです。

2006/12/11

[TV] Popetown

「こども法王」について書いていて思い出したんですが、最近物議をかもした Popetown というアニメがあります。この作品は、もともと BBC が制作会社に発注して作らせたものの勇気がなくて放映を断念、DVD でリリースすることになったのですが、それをニュージーランドがさくっと放映してしまったというのもありがちな話。これを今年に入ってドイツの MTV が放映すると言い出して、カトリック教会の反対にあったものの「視聴者は見たがっている」とアンケートを盾に強行した、というのがあらまし。

わたしは残念ながら未見なのですが、ポゴ・スティックでびよーんびよ−んと跳び回る「こども法王」や金勘定にしか興味の無い枢機卿達、セクシーなシスター・ペネロペ等に悩まされつつ、ニコラス神父が健気に頑張る、という内容らしい。IMDb に上がってる davidw_durge 氏のレビューあたりが割と当を得ているんじゃないかと想像。

2006/12/08

[D&D] [Eberron] 1000+ Things That The Worst Party In Eberron Is Forbidden From Doing

1000+ Things That The Worst Party In Eberron Is Forbidden From Doing... というページを見つけました。「Eberron でやってはいけないこと」というわけです。2500を越える項目があってどうにもならないんですが、いくつか紹介します。

  • 2098. Jaela は「ちよちゃん」ではない。

    Jaela は the Church of the Silver Flame のトップに鎮座する現在11歳の「こども法王」です。詳しくは Korranberg Chronicle 等を参照のこと。わたしも原稿を書きました。

  • 2635. Warforged を赤く塗っても速くならない。
  • 2636. Admantine Body の場合は特に。

    Adamantine Body の feat を取ると足が遅くなりますからね。気持ちは分かるけどだめです。

  • 2110. Bard は Xen'drik で "Welcome to the Jungle" を歌うの禁止。

2006/12/06

[MRQ] Rune of Chaos: Call for players update

Rune of Chaos のプレイヤー募集について。

「グローランサの灯火」コンベンションにて告知の機会を頂きまして、おかげさまで十分過ぎるほどのレスポンスを頂きました。予定よりも微妙に人数多い感じですが対応可能な範囲ですので、ひとまず募集を締め切って近日中に日程調整に入りたいと思います。応募頂いた方にはメールを出していますので、届いていないという方はもし万一こちらをお読みでしたら melisand@kk.iij4u.or.jp までお知らせ下さい。

2006/12/05

[RQ] [Event] Lights of Glorantha on 11/26

ルーンクエスト、ヒーローウォーズのオンリーコンベンション「グローランサの灯火」にプレイヤー参加しました。卓分けは希望を出した後抽選となり、わたしはDr. リー氏の卓に決まりました。

シナリオは1626年のカリル・スターブロウの陣営が舞台で、これでぐっと来ないようではサーター・ファンとは言えないでしょう。我々はジャ・イールの奸計からカリルを守り、転送されて来たルナーの軍勢にハレックをぶつけて、なんとか生き延びました。カリルはダックではありませんでした。

キャラクターはプレロールド。プレイヤーのうち2人はグローランサ初心者ということで、順当にオーランス信者(PC1)とフマクト信者(PC3)をやってもらい、わたしがアーナールダの侍祭(PC2)としてパーティーの実権を握り、最近部下を失って弱気なストーム・カーン(PC4, 5から選択)に脇を締めてもらいました。GM は普段は FEAR のゲーム等をマスターしているということでしたが、象徴的なモチーフの処理や、発言の機会を均等に振る気配りが印象的でした。

ラストの戦闘は、神性呪文の大盤振る舞いに、成功したものだけで神性介入が3回、と派手な展開。POW の配り方やルーン・レベルかどうかにもよりますが、キャンペーンだと大抵もうちょっと地味にならざるを得ないわけで、このへんがやはり単発の RQ の問題かという気がします。もちろん今回のシナリオ自体は PC が全力を投入するのになんら不足はない状況であり(キャンペーンで言えばクライマックスに近い感じ)、この手のイベント用にそういう派手なシチュエーションを持って来るというのも1つの解であることは確か。でもどちらかと言うと「たまに使う神性呪文がしみじみとありがたい」感じの抑えた RQ の方が個人的には好きだったりするのですけどね。

とまれ、久しぶりにどっぷりグローランサに浸かって楽しい一日でした。会を企画した遊戯の達人氏をはじめ、ご一緒して下さった皆様に感謝を。

2006/12/04

[D&D] [Event] A.D.D.A. on 11/19

A.D.D.A. 5期第2回の例会(C.Y.591, Ready'reat)に参加しました。シナリオは NC-07 / 帝国への扉。古の Nyr Dyv 千年帝国の実在を立証しようとする教授の依頼で遺跡を探索した、というのはまあ表向きの目的で、エルフとドワーフの勢力バランスに関わる選択をすることと、「Elder Elemental Eye のために」とか言っている連中の活動について知る、というのが主眼だったと思われます。そうそう、Elder Elemental Eye が Tharizdun だというのは気に入らないという人もいるようなのですが、わたしは特に思い入れとかないんで。